送料も気にして
パンフレット印刷を考えているなら、送料も気にすることです。
いくら安く仕上がるからと言っても送料が高ければ損をしたという感じになりますよね?
いくら荷造運賃として経費で落とせると言っても、経費がかさんでしまい実質的にお金が減っていくのです。実際に出入りするお金は管理が必要で、いつ支払いがある、いつ現金が入ってくるというのを把握していないと黒字でも倒産すると言われています。これはキャッシュ・フローの考えで、経営的にはうまくいっているのに資金繰りが出来ていないことが問題なのです。
個人商店でそこまで考えないとと言われればそれまでですが、どんぶり勘定をやっていては商売は長続きしません。きちんと帳簿につけて管理することも必要で、確定申告の際にとても困るのです。
印刷にかかった費用は広告費として計上するようにしますが、詳細を書いていないと次に印刷をかける際には資料として残せるため、部数送料などは備考の覧にきちんと書いておきましょう。
陸続きの場合運賃はそれほどかからないようですが、経由する地点があればその分の費用がかかる荷物もあります。
発注する場合は、見積に送料が記載されているかなどもしっかりとチェックしておきましょう。
パンフレット・リーフレット・添付するもの
印刷物には、常に使える広告物としてはパンフレットやリーフレットというものがあります。
パンフレットは小冊子となっているもので、リーフレットは1枚物で折り込み式になっているものです。
大手企業だと両方を準備していることが多く、大学や専門学校でも資料請求を受けた場合に発送用としてある程度印刷して準備しています。
リーフレットでは取り寄せた方が一番気になる点のみを掲載しているため、情報量としては少なくなります。1枚のカラー印刷されたものですので掲載される文字数や写真の大きさにも限りがあります。
一方、パンフレットの場合、リーフレットで記載された事項がもっと詳しく説明されており、その他の項目も取り入れています。
このような広告物は多くが何年も使えるものとなっており、細かな変更(事業の変更や、運営体制の変更)が無い限り追加注文などで在庫を確保しておきます。
年度に伴う変更がある場合、パンフレットの大きさに合わせた用紙にその旨が記載され添付という形で添えられるようになっています。大きさでいうと世界共通となったA4版が主なものです。大きさを揃えておかないと簡易なものとして扱われる場合が多いので、添える場合には注意をしましょう。
コストを下げる唯一の方法
紙の厚さですが、単位は長さ(厚さ)ではなく、
単位量あたりの紙の重さを使って表現します。
これが素人には分かりづらいところですので、
必要があれば、実物のサンプルを触るなどして、
必要となる紙の厚さに近いものを選ぶようにしましょう。
一般的に紙が厚くなるにしたがって単価は上がります。
できるだけ安く上げるのがコストを下げる唯一の方法ですが、
あまりに安っぽいパンフレットは、
書いてある内容も安っぽく見えますので気をつけましょう。
パンフレットが読んでもらえる確率
安価で大量に作ってばらまいた結果として、
全体の1%も読まれていないようであれば、
きちんとした冊子状のものを費用がかかっても作った上で、
必要としている人に限定して配布する、といったことも
検討する必要はあると思います。
また、適当に置いておくとか、
教育もせずに営業マンに渡すというのではなく、
どのような営業を行ない、どのタイミングで渡すのか、
渡すときに沿える言葉などに至るまで、
ある程度の統一した教育を行なうことで、
パンフレットが読んでもらえる確率はぐっと上がりますし、
パンフレット印刷の段階からそのような想定を行ないながら
プランを練り上げることは重要です。
きっちりと読まれているのか
パンフレット印刷を行なう場合、
どのような目的のパンフレットで、どういった人に、
どのような手法を用いて配布するのか、といったことは
事前によく考えておく必要があるでしょう。
なんとなく自社の情報や製品情報を知ってもらうためのパンフレット、
というのはよくありますが、実際に1万枚印刷したとして、
そのうちの何枚がきっちりと読まれているのか、
といったことは考えてみる必要があると思います。
基礎知識を持って臨む
パンフレット印刷は、印刷部数によっては単価が増大してしまう可能性もあるので、
オンデマンド印刷機による作成も考えたほうがよいでしょう。
このあたりは、コストに主眼を置くのか、
それとも印刷物としてのパンフレットの実物の質に
主眼を置くのかといったことも関係してくるので、
社内でしっかりとそのあたりのバランスを検討するとともに、
印刷会社との打ち合わせを行い、できあがったものに
がっかりしないような基礎知識を持って臨むべきです。
といってもなかなか印刷屋さんレベルの知識を持った人はいませんので、
何か参考になるサンプル、例えば以前のパンフレットや、
他社のパンフレット類などを見ながら打ち合わせするのが
トラブルを防ぐよい方法です。
3つ折りのパンフレット
パンフレット印刷では、さまざまなパンフレットの種類がありますが、
企業サービスを紹介するようなパンフレットもたくさんあります。
簡単なパンフレット、あるいは持ち運びが便利なものが
求められるケースでは、3つ折りのパンフレットというのも
かなり多くなってきました。
三つ折りパンフレットのメリットは、
郵便で送る際に定型で収まるサイズにすることができる点や、
企業の受付、店舗のレジ横、あるいは銀行のATMなど、
人の往来する場所にスマートに配置することができる点、
また、もらった人がポケットに入れるなど持ち運びに便利であることで、
持ち帰ってもらいやすいことなどが上げられます。
